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例題集 - Supersonic Flow -

 

[1] BLASTMUZ:銃口をすぎる爆風のシミュレーション

 標準k-εモデルによる乱流を仮定する。流れの特性をとらえるため圧縮性および熱伝達オプションを有効にする。密度を計算するために理想気体の式を用い、流体として空気を設定し(CFD2000流体特性ライブラリーでは“Air as Ideal Gas”とあらわされている)。境界条件には絶対圧と絶対温度を指定しているので、密度計算の参照圧力と温度はいずれもデフォルト値の0とする。遠方境界での状態を指定するために圧力指定の流入条件をブラストチャンバーの左(West)に設定し、流入温度は300Kとする。

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[2] BLUNT2D:極超音速鈍頭物体(マッハ10)

 標準k-εモデルによる乱流を仮定する。流れの特性をとらえるため圧縮性および熱伝達オプションを有効にする。密度を計算するために理想気体の式を用い、流体として空気を設定し(CFD2000流体特性ライブラリーでは“Air as Ideal Gas”とあらわされている)。境界条件には絶対圧と絶対温度を指定しているので、密度計算の参照圧力と温度はいずれもデフォルト値の0とする。遠方境界での状態を指定するために圧力指定の自由流入境界条件を左West面に設定し、X方向速度3471.9m/s圧力16580Paと温度300Kを指定する。

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[3] JETNOZ:水噴流のシミュレーション

 このCFDモデルは、ノズルジェットの4分の1を示している。流体として水を使用する。異なる流量を持つふたつの流入口が設定されている。乱流を仮定し、k-ε乱流モデルを選択する。流体が高速なので時間刻み幅は1e-7秒とする。

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[4] MISSILE:ミサイル形状周りの超音速流れCFD解析(マッハ3.0)

 このCFDモデルは、超音速飛行中のミサイル周りの高圧縮性乱流をシミュレーションしている。表皮加熱特性や衝撃波相互作用のような臨界パラメタを計算する。The Total Variation Diminishing(TVD)スキームを、ミサイル周りの衝撃波をシャープに捕獲するために使用する。このモデルを計算する前に、格子生成を行う必要がある。

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[5] SUPBUMP:10%の突起をすぎる超音速流

 熱伝達をともなう圧縮性の層流を仮定する。一般理想気体を用い、非粘性とするため粘性係数をゼロとしてある。理想気体の状態方程式を用いて密度を計算するさいの参照温度と参照圧力はいずれもゼロとしている。West面は速度指定の流入境界で、流入速度は169.378m/s、流入温度は285.714Kである。East面は圧力指定の流出境界で1x105 Paを指定している。壁境界は陽に指定していないので、StormソルバーはWest面とEast面以外の領域境界面は断熱すべり壁とみなして計算を行う。

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