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例題集 - Conjugate HT -

 

[1] CONBFC:物体適合座標系の熱伝導

 この問題では、解析メニューの熱伝達オプションのみが有効となっている。固体材料として鉛が選択されている。円盤の向かい合う2面に、それぞれ10Kと100Kの温度が指定されている。他の2面には境界条件がとくに指定されていない。これらの面には断熱条件が適用される。このケースを計算する前に一度、計算格子を生成しておかなければならない。

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[2] DIODE:電気ダイオードの熱伝達解析

 この3次元モデルは電気ダイオードの熱伝導と対流熱伝達を計算する。電気ダイオードはフィンがついたヒートシンクにいくつかのチップを配置している。全体モデルはアルミニウム、加硫ゴム、銅、銀、シリコン熱源からなっている。空冷源をシミュレートするために流入境界条件が設定されている。

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[3] HEXBFC:湾曲したダクト内の熱交換

 この単純な熱交換モデルでは、流れが薄い固体壁面によって隔離されている。流路に沿って、壁面のある区間は銅で出来ている。ふたつの流入境界で異なる速度と温度が設定されている。このモデルは、共役熱伝達と湾曲したダクト周りの流れ特性を例示している。流れは層流、流体は空気と仮定している。

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[4] MOLD:鋳型内の熱伝導(二次元)

 この単純な二次元モデルは銅とステンレスからなる流路を流れる液状の銅の熱伝導を模擬する。液体の銅は初期場境設定機能により設定された。エネルギー方程式はより早く定常状態になるように固体の時間進行が1000倍に加速されている。

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[5] PIPEHEAT:パイプの加熱解析

 四角い部分をもつパイプが固定面での熱流束によって熱せられる。水が一定流量でパイプを通過する。標準k-ε乱流モデルが熱伝達の精度を向上させるために使用されている。この3次元モデルは、16×16×96の格子からなっている。解を収束させるために0.0001秒の時間刻み幅が使用された。

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[6] TACKHT:体積型熱源モデル

 このモデルは、体積型熱源の使用例を示している。熱源は、ソース境界条件で体積熱流束を使うことで定義している。流れは一つの流入口を通って計算領域に入り、鋲のような構造を過ぎて流出口から出て行く。鋲のような構造には熱源も設定されている。乱流が仮定されており、標準k-ε乱流モデルが選択されている。

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