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例題集 - General -

 

[1] BENARD : 箱の中の自然対流(ベナール対流)

 層流で熱伝達オプションを有効にしている。理想気体の法則は、流体密度を計算するために使用される(CFD2000の流体特性ライブラリーには”Air as Ideal Gas”として記載されている。)。上下の壁は、それぞれ333.15Kと433.15Kに温度指定のすべりなし壁である。側面は、すべりなしで断熱として指定されている。浮力モデルが有効になっている。二次元デカルト座標を使用している。

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[2] BINGHAM : 非ニュートンビンガム流体

 局所的な流体特性に基づく流体粘性を計算するためにビンガム流体モデルを用い、密度一定の層流を仮定している。流速型境界条件がLow面に定義され、Z方向に軸方向速度1.0m/sを指定している。High面には圧力型流出条件が、相対圧力0Paで指定されている。すべりなしの壁がNorth面に指定されている。ほかの方向の境界壁には境界条件は設定していないので、Stormソルバーでは既定のすべり壁とみなして計算する。三次元円筒座標を使用。

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[3] CARREAU : 非ニュートンカリューモデル

 局所的な流体特性に基づく流体粘性を計算するためにカリュ−モデルを用い、密度一定の層流を仮定している。流速型境界条件がLow面に定義され、Z方向に軸方向速度1.0m/sを指定している。High面には圧力型流出条件が、相対圧力0Paで指定されている。すべりなしの壁がNorth面に指定されている。ほかの方向の境界壁には境界条件は設定していないので、Stormソルバーでは既定のすべり壁とみなして計算する。三次元円筒座標を使用。

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[4] DRIVCAV : 駆動キャビティー流れ、Re=1000

 密度1kg/m3、動粘性係数0.001kg/m/s の一般的な粘性流体で層流を仮定する。箱の上辺は移動する蓋である。 この蓋の壁速度は1m/s とし、ほかの壁は静止とする。すべての壁はすべりなしである。Re数は1000である。 二次元デカルト座標を使用している。

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[5] PIPE : 複数の流入口を有する管内流れ

 熱伝達を伴う非圧縮性の層流が仮定されている。流体は”Air(STP)”が定義されている。最初の流入境界条件はLow面全面に定義されている。空気はこの境界から20℃、0.1m/sで流入する。二番目の流入はNorth面の境界のI=2, J=1, K=2で定義される領域に定義されている。空気は、この境界から100℃、0.5m/sで流入する。すべりなしの断熱壁境界条件がNorth面の残りの領域に定義され、圧力指定の流出条件がすべてのHigh面の領域に定義されている。流出口の相対圧力は0Paである。三次元円筒座標を使用している。

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[6] STUBE : 一次元衝撃波管問題

 圧縮性の層流が仮定されている。熱伝達オプションが有効になっており、流れは非定常になることが知られている。非粘性流体になるよう、一般理想気体において粘性係数が0と指定されている。理想気体則から密度を計算するさい参照圧力と参照温度が使用されており、両方とも0に設定されている。すべりなしで断熱壁境界条件がWestとEastの境界に設定されており、これらは衝撃波管の両端をあらわしている。一次元デカルト座標を使用している。

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[7] SUBBUMP : 10%のバンプの上を通る亜流速流れ

 圧縮性の層流が仮定されており、熱伝達オプションが指定されている。一般理想気体が選択されており、粘性係数を0とおき非粘性流体としている。密度を計算するための参照圧力と参照温度は0に設定されている。流入条件が285.714Kで169.378m/sで上流側West境界面に設定されている。下流側のEast境界面に流出条件が設定されている。圧力0.1MPa流出口に設定されている。条件を陽に設定していない面は断熱すべり壁として扱われる。二次元BFC座標が用いられる。

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[8] TRNBUMP : 10%バンプをすぎる遷音速流れ

 熱伝達をともなう圧縮性の層流が仮定されている。一般理想気体が選択され、性係数を0に設定して非粘性流体としている。密度を計算するために使用されている参照圧力と参照温度は共に0に設定されている。流速型流入条件は274.95Kで221.2m/sが上流側のWest境界面に設定されている。下流側のEast面に流出境界が設定されている。 圧力境界で、0.1Mpaが指定されている。境界条件を陽に指定していない面は断熱すべり壁として扱われる。二次元のBFC座標を使用する。

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