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例題集 - Particle Flow -

 

[1] BUBBLE:流体内の気泡の動き

 層流が定義され、気液混合のために粒子追跡オプションが有効となっている。密度1000kg/m3で動粘性係数0.001kg/m-sの一般液体が定義されている。粒子の浮力オプションが有効にされ、重力加速度は-9.8m/s2と指定されている。計算領域上端は圧力指定で相対圧力0が設定されている。気泡はRayタイプ注入パターンを使用し、0m/sで抽入している。気泡の密度は1kg/m3と設定している。粒子径はSauter平均直径を0.001mとしたRosin-Rammler分布としている。注入割合は1/(5タイムステップ)である。二次元デカルト座標を使用している。

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[2] HAIL:Ray粒子注入−2D

 この単純なケースは二相ラグランジアン粒子追跡モデルの基本設定を示すためのものである。Ray注入パターンを使用する。このオプションの使用法を示すために単純な長方形幾何形状を用いている。層流が仮定され遅い横風が設定されている。粒子追跡オプションが有効とされ、連続相は気体、粒子相は固体と設定されている。気体には空気、固体には氷が設定されている。三次元デカルト座標を使用する。

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[3] PARCOMB:燃焼による液滴蒸発

 この例題はディーゼル燃料(C13H28)の液滴を高温気体に注入したときのモデルである。ラグランジュ粒子追跡機能を用いて液滴を追跡し、燃焼は蒸発モデルと有限速度化学反応モデルの組み合わせてモデル化している。燃焼プロセスは一段総括反応モデルに基づいている。熱伝達をともなう圧縮性層流が仮定されている。化学反応は、反応ライブラリーより有限速度反応の”Liquid C13H28+Air”が選択されている。二次元デカルト座標を使用する。

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[4] PARWEDGE:Hollow Wedge粒子注入−2D

 この単純なケースは二相ラグランジアン粒子追跡モデルの基本設定を示すためのものである。Hollow cone注入パターンを使用する。このオプションの使用法を示すために単純な長方形幾何形状を用いている。層流が仮定されている。粒子追跡オプションが有効とされ、連続相は気体、粒子相は固体と設定されている。気体は無次元化され密度が1、粘度が0.001の一般気体が設定されている。二次元デカルト座標を使用する。

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[5] RAIN:Ray粒子注入−2次元

 この単純なケースは二相ラグランジアン粒子追跡モデルの基本設定を示すためのものである。Ray注入パターンを使用する。このオプションの使用法を示すために単純な長方形幾何形状を用いている。層流が仮定され遅い横風が設定されている。粒子追跡オプションが有効とされ、連続相は気体、粒子相は固体と設定されている。気体には空気、固体には氷が設定されている。三次元デカルト座標を使用する。

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[6] SPRINK2D:Ray粒子注入−2次元

 この単純なケースは複数の注入口の設定例を示すためのものである。Ray粒子注入パターンを使用する。幾何形状は単純な直方体とする。層流が仮定されている。粒子追跡オプションが有効とされ、連続相は気体、粒子相は液体としている。気体として空気が、液相として水が指定されている。それぞれの粒子注入口には異なる注入特性(速度)を指定してある。二次元デカルト座標を使用する。

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[7] PARTVOF:LPTとVOFを用いたデモンストレーションモデル

 自由表面機能と二相Lagrange粒子追跡機能を同時に使用する例題である。モデル形状は直方体で、弱い横風を層流で与えている。粒子追跡オプションを有効にし、連続相と粒子はそれぞれ、ガスおよび固体とする。ガスは空気とし、固体には「重い」氷の物性値(たとえば密度)を与える。水たまりは最初のJ=1のリージョンに設定する。

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[8] trnbump 10%バンプをすぎる遷音速流れ

 熱伝達をともなう圧縮性の層流が仮定されている。一般理想気体が選択され、性係数を0に設定して非粘性流体としている。密度を計算するために使用されている参照圧力と参照温度は共に0に設定されている。流速型流入条件は274.95Kで221.2m/sが上流側のWest境界面に設定されている。下流側のEast面に流出境界が設定されている。 圧力境界で、0.1Mpaが指定されている。境界条件を陽に指定していない面は断熱すべり壁として扱われる。二次元のBFC座標を使用する。

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