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例題集 - Moving Body -

 

[1] BALLMOV:球の運動

 この例題のモデルは固体球の運動を計算している。移動格子境界条件がボールの運動にあわせて設定され、ボールの周りの計算格子はこの移動境界に合わせて調整されている。Y方向速度には、ボールに並進運動を指定するように単純なサイン関数が使われた。この方法は任意の三次元運動に拡張することができ、流体構造相互作用も考慮することができる。

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[2] FLUTTER:二枚羽根の動き

 この例題のモデルは一対の反対方向に振動する翼の動きを模擬している。25個の移動格子境界条件が二つの翼を動かすために設定されており、翼の周囲の計算格子はこれにあわせて調整される。Y方向速度には単純なコサイン関数が、翼の並進運動を定義するために使用されている。

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[3] HEARTVAL:機械的な心臓弁の性能解析

 CFDは、人工心臓弁の設計・評価に効果的なツールである。CFDシミュレーションにより血球を損傷させる重大な働きをすると知られている高せん断応力の発生箇所がわかる。この単純なモデルは、二枚の軸対称な平板を持つ人工心臓バルブの4分の1モデルである。このモデルはCFD2000の移動境界機能を示すために作られた。バルブの動きは、単純なサイン関数を指定しており、運動と時間について制約されている。

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[4] PVALVE:圧力弁開の解析

 この単純なモデルはCFD2000の移動格子機能を示している。バルブは一定速度で動くよう指定されている。この数値モデルによりバルブが開くときの圧力と速度の詳細な過渡挙動の情報が得られる。より複雑なバルブ運動が流体構造相互作用またはより詳細に指定した運動などで設定可能である。

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[5] VALVE2D:固体物体回転

 この2次元モデルはバルブの回転運動を模擬している。移動格子境界条件がバルブの運動にあわせて設定されており、バルブの周りの計算格子は移動境界に合わせて調整されている。回転角速度は単純なコサイン関数で指定されている。

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